株式会社エーティーワークス(本社:富山県富山市、代表取締役社長:伊東 孝悦、以下「エーティーワークス」)は、株式会社イノベーション・ファーム(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山田 徳行、以下「イノベーション・ファーム」)と分散PortKeyのライセンス提供に関するOEM契約を締結し、秘密分散技術にてデータを複数に分割し、異なるクラウドストレージを安全に活用できる専用のアプライアンス機器『Store-Box Air 』(以下「Store-Box Air」 製品詳細はこちら)を開発し、9月28日より提供を開始します。

「Store-Box Air」は、オフィスおよび施設内(工事現場でも場所は問いません)に設置するだけで、機密情報や企業が保有している重要なデータをクラウド~オンプレミスまで保管先の環境を問わず、安全な形態での保管を実現する省スペースセキュリティアプライアンスサーバーです。秘密分散技術によって3分割されたデータ(ファイル)は、オリジナルデータ(ファイル)を非常に細かい部分で分解しており、分割された各々のピース(一断片)はオリジナルデータの情報を復元するための十分な情報持ち得ておらず、それぞれが全く異なった情報の持ち方をしているので、絶対に原本のデータを特定できないという特性を持っております。よって、仮に一断片だけを窃取(漏洩)されたとしてもオリジナルデータを絶対に復元することはできません。また、3分割する際にそれぞれのデータ(ファイル)に冗長性を持たせておりますので、仮に一つの断片が無くなったとしても残りの2つの断片を合わせる事によってオリジナルデータを完全に復元することができます。

平成28年1月から利用開始となった「マイナンバー制度」におけるデータの保管期間は7年、建設図面等のデータの保管期間は10年以上で、建設確認に不可欠な証拠写真の枚数も増加の一途、更には医療施設の診療データは個人(機微)情報であり、保存期間は20年と、各データの保存期間も長期化の傾向にあり、映像機器の高性能化によって生成されるデータ自体も増加しており、且つ個人を特定できるような情報も含まれております。これらのデータに対する価値は増大しており、サイバー攻撃の被害も拡大しております。
東日本大震災や、今年発生した熊本の震災では多くの施設が倒壊し、貴重なデータが数多く消失する事例も発生し、天災等での被害も年々増加しております。今後はデータを効果的に活用できる企業が新たなる価値を創り出す事ができますが、益々増大するデータを継続して保管し続けるために、ストレージ機器の購入・設置や維持管理・運用コストが重荷になる事も間違いありません。管理・運用コストを削減し、データ漏えいや消失などのリスクを最小化することが急務です。

「Store-Box Air」は、データの保存先も含めてサービスとして提供しております。データ保存先は、IDCフロンティア、さくらインターネット、ニフティのクラウドストレージサービスを使用しており、秘密分散技術によって3分割されたデータ(ファイル)は、各クラウド事業者の国内データセンター(国内3拠点)に、単独では復元できない形で分割されて保存されるため、秘匿性の高いデータを物理的な拠点も分散し、月額2万8千円からのコストでBCP対策をも兼ねて安全にデータを保管することが可能です。(下記「図1」参照)

また、「Store-Box Air」の機器故障時および、震災等による機器消失(機器破損)時においても、安全な場所に「Store-Box Air」を再設置することにより、秘密分散技術によって3分割されたデータ(ファイル)を用いて、データの復元が可能です。(下記「図2」参照)

今後は、中小企業などが直面しているマイナンバーなどが含まれた機密情報の取り扱い・保管に関するソリューションを皮切りに、建設現場や設計事務所などで用いられる建設図面等の機密情報や、医療施設の診療および医療画像データの保管なども含めて、ソリューション展開いたします。

<各社からのエンドースメント>
■株式会社IDCフロンティア
株式会社IDCフロンティアは、株式会社エーティーワークス様がこのたび新たに提供を開始される「Store-Box Air」を心より歓迎いたします。今回、同サービスで採用された「IDCFクラウド」のオブジェクトストレージは、堅牢な国内データセンターでの運用と多重化保存による高い障害性を備えたサービスで、「Store-Box Air」との組み合わせにより安全なデータの保管を求めるお客さまに最適なソリューションを提供できるものと考えています。今後も株式会社エーティーワークス様と共に、お客さまのさまざまなITインフラにおける課題を解決してまいります。

株式会社IDCフロンティア
代表取締役社長
石田 誠司

■さくらインターネット株式会社
さくらインターネットは今回の取り組みを歓迎するとともに、「Store-Box Air」のデータ保存先としてさくらのクラウドが採用されたことをうれしく思います。さくらのクラウドとは、サーバーやストレージなどの多彩なサービスが1時間単位から利用できる高性能かつ低価格なIaaS型クラウドサービスです。堅牢な設備、万全のセキュリティ管理の自社国内データセンターで運営しておりますので、安心してご利用いただいております。
さくらインターネットは、今回の取り組みが、企業のデータ管理・運用コストの削減やデータ漏えい・消失のリスク回避に貢献することを期待しています。

さくらインターネット株式会社
セールスマーケティング本部 カスタマーリレーション部 部長
榎本 秀行

■ニフティ株式会社
ニフティ株式会社は、株式会社エーティーワークスによる『Store-Box Air 』の提供を歓迎いたします。
『Store-Box Air 』によって複数のクラウドサービスに分散して配置されるファイル保存方式は、セキュリティや信頼性の面で利用企業にとって大変価値のあるサービスです。
『Store-Box Air 』によって、企業のクラウド活用が一層活性化されることを期待しています。

ニフティ株式会社
執行役員(クラウド・IT企画担当)/ CIO (兼)クラウド事業部長
上野 貴也

■ミラクル・リナックス株式会社
ミラクル・リナックス株式会社は、『Store-Box Air』のOSとして採用されておりますエンタープライズLinux-OSであるAsianuxは、同製品の安定稼働をお約束すると共に、クラウドストレージの安全性を高め、サイバー攻撃から重要な情報を守る事ができる新たなる活用用途を創り得るソリューション製品として期待しております。弊社は、OEM提供元である株式会社イノベーション・ファーム社と共にデータ保管(バックアップ)分野におけるプラットフォームを目指してサポートして参ります。

ミラクル・リナックス株式会社
営業本部 営業部 部長
秋元 洋太

<企業情報>
【エーティーワークスについて】(http://www.atworks.co.jp/
社名:株式会社エーティーワークス(A.T.WORKS, Inc,)
代表者:代表取締役社長 伊東 孝悦
事業内容:1994年設立。ラックマウントサーバーの開発・製造・販売はもとより、オープンソースをベースにしたファイアウォール等のアプライアンス製品の開発や、プライベートクラウドソリューションの提供を通じ、従来のハードウェア製品に更なる価値を付加して提供しています。

【イノベーション・ファームについて】(http://www.innov-firm.co.jp/
社名:株式会社イノベーション・ファーム(Innovation firm Co,.Ltd)
代表者:代表取締役社長 山田 徳行
事業内容:秘密分散技術の研究並び技術を活用したアプリケーション及びサービスの企画・開発・販売、PKI関連技術を活用したアプリケーション及びサービスの企画・開発・販売。
株式会社イノベーション・ファームは、重要な情報資産の保護やBCP対策をクラウドストレージの安全性を高め、その効果を最大限に引き出す秘密分散技術をコアとした分散PortKey(ミドルウェア)を開発し、データのバックアップにおけるプラットフォームの構築を推進しています。

<本件に関する問い合わせ>
■株式会社エーティーワークス
住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 37階
電話:03-3497-0505
Mail:sales2@atworks.co.jp
担当:高瀬、山下

■株式会社イノベーション・ファーム
住所:東京都千代田区岩本町1-12-4 大洋ビル3階
電話:03-5823-4398
Mail:support@innov-firm.co.jp

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